川瀬和也 研究ブログ

宮崎公立大学で教員をしています。専門は、(1)ヘーゲル、(2)行為の哲学(3)プラグマティズム。英語圏のいわゆる分析系のヘーゲル研究の成果を取り入れながら、ヘーゲルの議論の再構成を目指しています。主要著作:論文「ヘーゲル『大論理学』における絶対的理念と哲学の方法」で日本哲学会若手研究者奨励賞受賞。共著に『ヘーゲルと現代思想』(晃洋書房・2017年)ほか。お仕事のご依頼・ご質問はフォームへ→https://goo.gl/forms/klZ92omOgEvsjcCi1

2018-08-23から1日間の記事一覧

ヘーゲル論理学に分け入る5冊

ヘーゲル研究者で、論理学の重要性を否定する者はいません。しかし、その重要性に比して、ヘーゲル論理学を学ぶ者がよりどころとできる本は驚くほど少ないのが実情です。そこでこの記事では、入門書にこだわらず、少し専門的なものも含めて、ヘーゲル論理学…