川瀬和也 研究ブログ

宮崎公立大学で教員をしています。専門は、(1)ヘーゲル、(2)行為の哲学(3)プラグマティズム。英語圏のいわゆる分析系のヘーゲル研究の成果を取り入れながら、ヘーゲルの議論の再構成を目指しています。主要著作:論文「ヘーゲル『大論理学』における絶対的理念と哲学の方法」で日本哲学会若手研究者奨励賞受賞。共著に『ヘーゲルと現代思想』(晃洋書房・2017年)ほか。お仕事のご依頼・ご質問はフォームへ→https://goo.gl/forms/klZ92omOgEvsjcCi1

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ヘーゲル研究文献レビュー:Paul Redding, "Hegel and Peircean Abduction"

基本情報 著者:Paul Redding タイトル:Hegel and Peircean Abduction 発表年:2003 媒体:European Journal of Philosophy 11:3, pp.295-313 要約 S. パースの「アブダクション」から説き起こし、カントからヘーゲルへと展開された判断と推論についての議…